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なまはげ

「なまはげ」は、秋田県の男鹿半島に伝わる、怠惰等を戒める民族行事の一つで、今でも約60の地区で行われているそうです。

なまはげ

12月31日の大晦日、恐い形相の鬼(なまはげ)が家々を回り、

 「ウォー」といううなり声と共に

 「泣ぐ子いねが」

 「怠け者いねが」

 「言うごど聞がね子いねが」

 と大声で
 家中を探し回り、

 子供を見つけると、
 つかまえて連れて行こうとする・・・

子供にとって、これほど恐ろしい事はありません。

これを体験した後は、
子供が言うことを聞かないときに、「なまはげ」というキーワードを口にするだけで、約 99% の子供は、言うことを聞くようになるといいます。

なまはげの語源

なまはげの語源は「ナモミを剥ぐ」がなまったものと言われています。
ナモミとは、寒い冬に炉端などの温かい場所にかじりついているときにできる火型(ひがた)のこと。それをはぎ取ることで、怠惰を戒めるという意味があります。

男鹿のなまはげは、真山・本山に鎮座する神々の使者と信じられていて、災禍を払い、豊作・豊漁・吉事をもたらす来訪者として、来訪を受けた各家では丁重にもてなします。

なまはげ行事の由来には、4つの説があります。

なまはげの由来1:山の神説

男鹿は、海上から見ると海に浮かぶ山に見えます。この山は、村人の生活を守護してくれる「山の神」が鎮座するところとして畏敬されてきました。
その山の神の使者がなまはげであるという説です。

なまはげの由来2:武帝5鬼説

その昔、漢の武帝が5匹の鬼を連れて渡ってきました。
武帝が1日だけ鬼たちを自由にしたところ、畑を荒らしたり娘をさらうなどの悪事をはたらき、村人をさんざん苦しめました。
困った村人は、一夜のうちに1000段の石段を築いたら娘を提供し、できなかったら村から出て行け、という賭けを鬼達に持ちかけました。
鬼達はすごい勢いで石段を作り始め、それに驚いた村人は999段まで積み上げたところで、一番鶏の鳴き声を真似して、鬼たちに夜が明けたと思わせました。
鬼達は悔しがって、大杉を引き抜き逆さまに大地に突き刺し、去っていきました。
その後、村人は、だました鬼のたたりを恐れ、毎年鬼の扮装をして村をまわり、十分にごちそうして山に返すという行事を始めたという説です。
999段の石段と、逆さまに突き刺した杉の木は、実在するそうです。

なまはげの由来3:異邦人説

昔、外国船が難破してその乗組員が男鹿に流れ着きました。
彼らは山奥に住み着き、冬になると人里に下りてきて、物乞いをしたり、盗みをしました。
その者たちの形相が鬼のように見えたことから、なまはげの由来となったという説です。

なまはげの由来4:修験者説

男鹿には「お山」と呼ばれる山があります(真山・本山)。
そのお山は昔、山伏の修行の場となっていて、多くの修験者が山に入り修行していました。
修験者たちは、時々里に下りてきて家々をまわり祈祷などの儀式を行ったそうですが、そのことがなまはげの由来となったという説です。

以上、ここで紹介した情報の詳細は、男鹿の「なまはげ館」にあります。
以下、男鹿半島で出会えるなまはげに関する写真を紹介します。

男鹿総合観光案内所前にそびえるなまはげ立像

男鹿総合観光案内所前にそびえるなまはげ立像

国道101号線を男鹿に向かって進んでいると、男鹿大橋の手前で出迎えてくれるのが、この巨大ななまはげ立像です。
その巨大さに圧倒されます。

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男鹿総合観光案内所前にそびえるなまはげ立像−側面

男鹿総合観光案内所前にそびえるなまはげ立像−側面

こちらは側面から撮った写真です。
赤鬼の足元にいる人と比べると、その巨大さが分かると思います。
高さ 10m はあります。

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なまはげの館

なまはげの館

脇本交差点のすこし先に”なまはげの館”と書かれた建物がありました。
この建物の裏側にもなまはげが奉納されていることを後から知りました。

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なまはげ館

なまはげ館

なまはげの事を知りたければ、なまはげ館です。
なまはげ行事を伝承する人たちの映画や、伝説の由来、各地域のなまはげが展示されています。
なまはげに関する全ての情報がここにある、と言っても過言でないでしょう。

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なまはげ館−入口のなまはげ

なまはげ館−入口のなまはげ

なまはげ館の入口でお客さんを出迎えてくれるのがこのなまはげです。
今にも動き出しそうですが、これは動きません。

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なまはげ館−館内をうろつくなまはげ

なまはげ館−館内をうろつくなまはげ

動くのはこちらです。
館内には、2人のなまはげが「ウォー」といううなり声と共にうろついています。
このなまはげはそんなに恐くありません。カメラを向けると、ポーズをとってくれます。
それでも、迫力がありますので、小さなお子さんは大泣きします。

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なまはげ館−各地域のなまはげ1

なまはげ館−各地域のなまはげ1

男鹿市内約60の地区で行われている様々ななまはげのお面や衣装などが展示されています。
館内が暗くなると・・・恐いです

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なまはげ館−各地域のなまはげ2

なまはげ館−各地域のなまはげ2

これらのお面や衣装は、実際に使われていたもので、現在はその役を終えたものだそうです。
反対側の壁には、なまはげ伝説の説明などが掲示されています。

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男鹿真山伝承館

男鹿真山伝承館

このかやぶき屋根の家の中で、大晦日に行われるなまはげ行事を体験することができます。
料金は、なまはげ館との共通券で 800円(一般:個人)です。

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なまはげ館の前の街路灯

なまはげ館の前の街路灯

男鹿半島の様々な場所になまはげをデザインした施設があります。
なまはげ館の前の街路灯もなまはげでした。

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大増川にかかる橋の欄干

大増川にかかる橋の欄干

なまはげラインにかかる橋の欄干でもなまはげがにらみをきかせています。
交通違反を戒めているようにも見えます。

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道路にもなまはげが!!

道路にもなまはげが!!

住宅街を歩いていて、フト足元を見ると、そこにもなまはげがいました。
水道の栓でしょうか?

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入道崎:なまはげ御殿

入道崎:なまはげ御殿

入道崎には、建物そのものが「なまはげ」の形をした店があります。
まるで、店の前に止まっている車を食べているように見えます。

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掲載情報に関するデータ

当ページに掲載した写真は2007年に撮影したもので、撮影箇所は、
・男鹿総合観光案内所
・なまはげの館
なまはげ館男鹿真山伝承館
・入道崎
・とある住宅街
でした。

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