バージョンアップ履歴(fx-5800P測量計算)

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バージョンアップ履歴(FX-603P測量計算)

FX-603P は、既に 製造が終了 しており、FX-603Pに関連した サービスも終了 しております。
また、FX-603Pに関する掲載情報も今後更新する予定はありません。

平成16年4月《ver.4.0》

 ユーザーの方々から寄せられたご意見を参考に、全てのプログラムを改良した。
 各プログラムとも極力分岐処理を無くし、マニュアルが無くても直感で扱うことができる事を目指した。その結果、機能と操作性を向上させることができた。

共通事項

 全ての分岐マークを廃止した。どうしても分岐が必要な場合には、画面上に分岐の方法を明示するようにした。マニュアル類も全て1から書き直した。

トラバース計算(放射、連続)〈改良〉

 放射計算と連続計算の指定を先頭に配置し、放射計算と連続計算を混在させないようにした。プログラム番号をP0とした。

逆トラバース計算(放射、連続)〈改良〉

 放射計算と連続計算の指定を先頭に配置し、放射計算と連続計算を混在させないようにした。プログラム番号をP1とした。

幅杭計算(直線)〈改良〉

 【旧:直線上の求点】を分解し、幅杭計算の部分を独立させた。

幅杭計算(曲線)〈新設〉

 幅杭計算を単曲線でもできるようにした。

垂線計算〈改良〉

 【旧:直線上の求点】を分解し、垂線計算の部分を独立させた。

縦断曲線〈改良〉

 縦距だけではなく、計画高も計算できるようにした。プログラム番号をP1とした。

三角形の解法〈改良〉

 条件を限定することでプログラムサイズを約1/3に圧縮できたので復活させた。プログラム番号をP12とした。

高さ(比例)計算〈改良〉

 途中で勾配が変わる場合に対応した。

その他のプログラム番号の変更

 【ヘロンの面積計算】をP9、【座標面積計算】をP10、【単曲線】をP11、【クロソイド曲線】をP15 とした。

平成16年3月《ver.3.1》

逆トラバース(放射、連続)計算〈改良〉

 【P4:逆計算】の入力条件にバック点を追加し、結果表示に夾角を追加した。
 これに伴いメモリが足りなくなり、【P11:三角形の解法】とそのサブルーチンを削除した。
 【P4:逆計算】を【P4:逆トラバース(放射、連続)計算】とし、【P4:逆計算】の連続計算機能を取り去り【P14:座標計算】とた。また、【P15:座標計算】を【P13:座標計算】に変更した。
 空きメモリがあったので、【P16:高さ計算】と【P17:集計計算】を復活させた。
 今回の改良で、空きメモリは1079となった。

平成16年3月《ver.3.0》

トラバース(開放、放射)計算〈改良〉

 【P3:座標計算】の入力条件を方向角から夾角に変更し、結果表示を方向角と座標に変更。
 これに伴いメモリが足りなくなり、【P16:高さ計算】と【P17:集計計算】を削除した。
 【P3:座標計算】を【P3:トラバース(開放、放射)計算】とし、【P3:座標計算】の連続計算機能を取り去り【P15:座標計算】とした。
 今回の改良で、空きメモリは0となった。

平成7年9月《ver.2.2》

三角形の解法

 与える既知数の条件によっては解が2個求まる事がある。今までは1個の解しか求めることができなかったのを2個求まるように改良した。
 【P11:三角形の解法】,【P12:三角形の解法サブルーチン】の内容を書き換えた他、新たな条件判断が発生したので、サブルーチン【P13:三角形の解法サブルーチン2】を新設した。
 このサブルーチンを新設したことにより、プログラムステップ数の残が4ステップとなった。また、【P12:三角形の解法サブルーチン】は【P12:三角形の解法サブルーチン1】と名称を変更した他、【P13:高さ(比例)計算】は【P16:高さ(比例)計算】に番号を変更した。

平成6年4月《ver.2.1》

直線上の求点〈改良〉

 幅 員:計算終了時の戻りを (5)距離(Lp)入力 から (7)向き入力 に変更した。

座標計算〈修正〉

 「放射計算」と「連続計算」を混在して計算する際に、マニュアルの記載と一部違う結果になる事があるのをマニュアル通りになるように修正した。

平成4年8月《ver.2.0》

座標計算〈改良〉

 継続して計算をする際に、O点を固定点とした「放射計算」しか出来ないところを、求めた点(P点)からの「連続計算」も出来るように改良した。  「連続計算」をするかどうかの判断を「計算結果の表示」後にした事により、「放射計算」と「連続計算」を混在して計算できるようになった。

逆計算〈改良〉

 【P3:座標計算】と同様に継続して計算をする際、A点を固定点とした「放射計算」しか出来なかったところを、B点からの「連続計算」も出来るように改良した。  【P3:座標計算】と同様に「放射計算」と「連続計算」を混在して計算できるようにした。

ヘロンの面積計算〈改良〉

 三角形の面積の計算に加え、a辺を底辺としたときの高さ(垂線h)を求め、面積表示の前に表示するように改良した。これにより、多角形を三角形に分割して計算する際の、集計するかどうかの判断材料が増えた。  プログラムの名称を【ヘロンの公式】から【ヘロンの面積計算】に変更した。

クロソイド曲線〈改良〉

 接線交点からP点を通る方向角(Hp)が「正しく表示されない」というバグを直した。

直線上の求点〈新設〉

 直線(A−B)上における次の各点を求める。
  ` 中間点:直線上A点から任意の距離(Lp)の点(P点)。
  a 幅 員:P点から直線(A−B)に直角に任意の距離(Lc)の点(C点)。
  b 垂 線:任意の点(D点)から直線(A−B)への垂線の交わった点(Q点)。
 このプログラムの新設により、【P0:高さ計算】は、【P13:高さ計算】に番号を変更した。

三角形の解法〈新設〉

 三角形を構成する辺(a,b,c)と角(d,e,f)のうち、3以上の既知数を入力する事により、残りの未知数を求める。  判断条件が多すぎて一つのプログラムに納らず、【P12】をサブルーチンとした。

平成4年7月《ver.1.2》

ヘロンの公式

不都合:継続して面積計算をする際に、最後に計算した面積が全て集計されてしまう。
改良点:合計面積の表示への分岐を、(4)面積表示時から、(1)辺(a,b,c)の入力時に変更した。
改良後:上記不都合はなくなった。

クロソイド曲線

不都合:データの入力要素の「Y'軸の方向角(H)」は、与えられた線形データから手計算で求めておかなければならなかった。
改良点:データの入力要素から、「Y'軸の方向角(H)」の入力をなくし、代りに「クロソイド終点座標(Xz,Yz)」と「クロソイド曲線長(Lz)」を入力するように変更した。
改良後:与えられた線形データのみの入力で計算できるようになった。

平成3年11月《ver.1.1》

全てのプログラムに共通

改良点:データの入力時に、そのデータの格納する予定のメモリ内容を、予め表示する ようにした。これにより、同じ操作を繰り返したり、やり直したりする場合に、同じ値のデータを入力する手間が省けるようになった。

平成3年2月《ver.1.0》

 「カシオ FX-603P」を入手したのを機会に、現場生活10年の間に蓄積したポケコンや電卓のプログラムを整理し、「FX-603P」用に新たに作成し直した。

FXとの出会い

 こんなところまでお読みいただきありがとうございます。開発者の千葉です。
 私は約10年間建設現場で測量業務を行ってきましたが FX-502P,FX-602P,FX-603P には大変助けられました。

FXとの出会い

 昭和56年に初めて測量現場を経験しましたが、当時は皆座標を普通の関数電卓で計算していました。私も先輩に教えてもらいながら同じように計算していましたが、とても面倒で、実際に測量している時間よりも計算している時間の方が長く感じたほどです。
 そんなとき初めての給料で買ったのが FX-501P でした。簡単な逆計算プログラムを作って計算させたら、EXEキーを押すと同時に計算結果が表示され、そりゃもう叫びたくなるほど嬉しかったのを覚えています。
 その後これ無しでは仕事ができなくなったのは言うまでもありません。
 プログラミングに慣れると 501P ではメモリが物足りなくなり 502P に買い換え、602P の存在を知るとすぐに購入しました。以後 603P を入手するまでほぼ2年サイクルで買い換えながら使い続け、この間に測量計算プログラムも貯まっていったのです。
 その後、私の作ったプログラムは社内で使われるようになり、さらに同業他社でも使われるようになりました。私が退職した後もこのプログラムは使われ続けて今に至ります。

マニュアル類について

 当初のマニュアルは、利用者がプログラムを使いやすいように変更することができるように考えて作りました。
 このマニュアルは、自分ではかなり良くできたと思っていましたが、利用者のみなさんからは「使いづらい」「読みにくい」「わからない」と大評判? になってしまいました。つまり、開発者向けのマニュアルになってしまってたのです。
 そこで今度は、利用者の立場になって作り直しました。それが「例題集」と「操作手順書」です。これは、実際の現場のデータを基に、全てのプログラムを1人で練習できるように考えて作りました。
 こちらの方は、「わかりやすい」と評価を頂き、新入社員の研修でも使われるようになりました。
 これらのマニュアル類も改訂を重ねております。最新版を無料でダウンロードできるようにしてありますので、興味のある方はご利用ください。

今後の予定について

 今まで FX-603P への思い入れだけでサービスを行ってきましたが、とうとう製造が終了してしまいました。それでも、この先ニーズがある限り続けていきたいと思っています。
※ 2007年に FX-603P に関するサービスを終了しました。

最後に

 本プログラムが活用される事により、現場での計算業務の軽減に少しでも役に立つ事が出来れば、それに優る喜びはありません。
 現在 FX-603P をお持ちの方は、是非大切に扱ってください。そして、少しでも長くご愛用ください。

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